全国警備業協会長表彰受賞について
当協会員である東亜警備保障株式会社の警備員が、全国警備業協会会長賞を受賞しました。当警備員が、公休日であるため護身用具を身につけていない状態で、自らの危険を顧みず、正義感を持った勇気ある行動で万引き犯を現行犯逮捕した事案です。これは協会のみならず、警備業界全体への信頼確保に多大な貢献をしたと言えます。
協会員各位におかれましては、この例を警備員教育に活用頂き、更なる資質向上を目指して頂きたいと思います。
受賞警備員
東亜警備保障株式会社 篠原敏之 氏
事案の概要
篠原警備員は、令和3年1月22日午後4時30分頃、公休日に宇都宮市内のスーパーで買い物を終えて店を出たところ、駐車場内で20歳代の男性2名が争っており、片方の男性が一方的に殴られているのを目撃しました。何事かと思い声をかけたところ「私はこの店の警備員です。この男が万引きして逃げたので捕まえようとしたところ殴りかかってきたのです。」と申し立てたことから男性に協力し暴れて逃げようとする犯人を制圧して現行犯逮捕し、警察官に引き渡した。
表彰
令和3年11月4日、全国警備業協会中山会長から表彰状が授与された。
- 受賞者記念撮影 前列左から3人目が篠原警備員
- 中山会長より授与された表彰状